姫路のトランプ大川さん銀行取引停止。。。

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数週間前のニュースで姫路のトランプと呼ばれていた不動産王大川さんの法人（株）ANGELOがピンチに陥ってるって報道が有った。

年収２４億円！

所有物件４５００戸以上

借入総額３２０億円

自他共に認める不動産投資界の風雲児！

はっきり言ってスケールが違う。これを一代で作ってんだから凄いの一言だよね。

その時のニュースでは管理会社と揉めてて管理会社から振り込まれる毎月２億２０００万円の賃料が大川氏サイドに払われてないとの事。

ほとんどの不動産投資家は金融機関からの借り入れで物件を購入する。

なので賃料が入って来なければ返済が滞ってしまう。

正直、この時は何だかんだ何とか成るんだろうなと思って記事を見ていた。だって賃料は大川氏が受け取って当然なんだから、管理会社がどう言い訳をしても大川氏に返還しないとダメだろう！って思ってた・・・だから昨日のニュースで大川氏サイドが銀行取引停止に成ったと聞いてビックリ！！Σ(ﾟДﾟ)

銀行取引停止処分って一般的には手形や小切手の２回目の不渡りでしょ？

返済は金融機関とリスケ交渉をしていると書いて有ったし、大川氏の話だとどう考えても悪いのは賃料を払わない管理会社だから当然リスケは認められると思ってた。

ちなみに

我々不動産業者は基本的に手形は切らない。ってか切る必要が無いの。

購入時も売却時も現金（借り入れの含め）で一回の決済だから。

ウチも従業員にボーナスを払う時と仲介業者に手数料を払う時は金額が大きいから小切手で払ってるけど手形を切る事は無い。（稀に預手で取引する事は有る）

詳しい内容が書いてないので詳細は分からないけど、仲介業者ならともかく不動産投資業者や売主業者にとって銀行取引停止処分は致命的だ。

金融機関から融資を受けて購入して売却・賃貸するので融資を受けられないとお手上げ。何も出来ない。

しかも通常、銀行取引停止処分を受けると期限の利益の喪失と云う条項が入ってる契約を結んで融資を受ける。つまり（株）ANGELOの負債額１００億円のうち幾ら金融機関から借り入れをしているか知らないが、これの一括返済を求められる事に成る。

他にも幾つか法人を持っているみたいなので、すべての物件を手放す訳ではなさそうだけど少なくても（株）ANGELOの持ってる物件は売却しなくてはならないだろうな。しかし管理会社がサブリースで一括借り上げをしていて賃料を払わない物件が高く売れるとは思えない。。。

借入総額３２０億円のうち（株）ANGELOの負債額は１/３の１００億円なので個人保証をしていなければ十分再起を図れる。

私も高校中退の中卒だから、中卒の星として大川氏には是非頑張って欲しいな。

不動産屋の不動産投資♪